結婚10周年を迎えたパパンダです(´・ω・`)
皆々様、結婚記念日を覚えていますか?特にパパさん、これ重要案件ですよ。え?ママの誕生日も忘れちゃう?そりゃ、ダメです。
「結婚1周年!」は、盛大にお祝いしませんでしたか。3年だろうが10年、20年であっても、めでたいことは、めでたいんですよ(*´ω`*)
僕としては確かに、おめでたいんですが「この10年、2人とも よく頑張ってきたな・・・(´・ω・`)」という複雑な思いです。
いわゆる普通のひと(健常者)同士の夫婦でも、各家庭で苦労はあるでしょう。だけども、それ以上に我が家は「精神障害者の妻」という特殊な環境です。
10年という長い期間の「愛」に着目して、良い事や悪い事を書いてみたり、のろけてみたりする記事ですよ。
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【目次】
いきなり のろけから語ります
僕は妻を愛しています。
はい、もうこれ以上でも これ以下でもありません。
「好き」だけじゃ、この10年を一緒に過ごせていません。やっぱりそこには、愛がなきゃね!
だいたい10年も経つと夫婦は、家族という枠を超えて「謎の同居人」になっちゃうと思っています。つまり他人ですわ。
【四六時中あなた(きみ)の事を考えちゃう】→【お夕食とお風呂を準備して待ってなきゃ(仕事がんばるぞ)】→【好き】→【す、好きかな】→【ふつう】→【家族かな】→【一緒に住んでいるひと】→【家政婦とATM】
あぁ、怖い怖い。勝手なことを考えているけど、怖い怖い。
こうならないようにするため、日ごろから「好き」とか「大好き」とか「愛している」とか声に出して言えば、ええんやで。
もう1回言います。僕は妻を愛しています。
さて、極端な話しですが、愛が膨大になければ「精神障害者の妻」と寄り添っていけません。
この愛には種類があります。「夫婦愛」「家族愛」「母性愛」「父性愛」くらいかなぁと考えています。
夫婦愛
夫婦として支え合い、お互いを絶大なパートナーと信じて、嬉しい時は一緒に笑い、悲しいときは一緒に泣く(´;ω;`)ウゥゥ。それくらいの愛かなぁ。
家族愛
見た目は小さなグループだけど、「家族だから、なんとかしていくんじゃ!」という考えのもとに、なんとかする愛です(語彙力が・・・)。
ここには、子どもが誕生すると「親になったから」とか「親として」という考えをもとに、行動する愛も入ってきますねぇ。
母性愛
時に厳しく、でもだいたいは温かい包容力で支えていく愛です。何かに困ったときは相談を受け、そしてアドバイスをする。そんな感じ(´・ω・`)
父性愛
世の中の厳しさを教える愛です( `ー´)ノ。「その考えは、ちょっとズレているよ」とか、そんな感じ~。だいたい怒ってます。
というように考えていますが、常に「〇〇愛」を考えて接しているわけではなく、突き詰めて考えるとこうなりました。
あなたの行動、そこに「愛」はありますか。
愛の押し売りはご遠慮ください
どうだ!すごいだろ!この愛情表現。と言いたかったわけではありません。
それでは、ただの「愛の押し売り」です。
本人(僕)は「愛」と思って行動しているけど、それを受けている相手(妻)としては、嫌かもしれません。
例えば、「食事のマナーを注意したから、次は出来ているハズ」「お金の使い方を伝えたから、次は改善されているハズ」とか変に期待してもいけません。
だって、できないことが多いから(´・ω・`)。悲しいんだけども。
期待をするから、それが叶わなかったときに余計落胆するんですよ。
偉そうなこと言ってますけど、僕だいたい「すっご~く落胆」している事が多いです・・・。
『注意したけど、あなたがそうしたいのであれば、そうなさって結構よ。それすらも受け入れるわっ』
という無償の愛レベルにならないとダメかなぁ、と思っています。
10年して気づかれること
ただね、僕の行動が無駄だったわけでは ありません。
「結婚して10年だねぇ(*´ω`*)」と、うふふ♪えへへ♪と 話しをしているときに、次のようなことを言われました。
『パパンダは神様の使いだよ』
はい、話しが突拍子もない~、結論から語りすぎ~。やり直し( `ー´)ノ
妻が、なんでこんな事を思ったかというと、江原啓之さんの「スピリチュアリズムを語る」という本に、こう書かれていたんですって。
ある村に信仰深いおばあさんがいて、いつもお祈りを欠かしませんでした。
あるとき その村に大水がやってきて、村はどんどん沈んでいきます。
するとひとりの青年が そのおばあさんに気づいて、船をこいで迎えにきました。
「おばあさん、早く乗って」
と言うのに、おばあさんは
「私は信仰しているから絶対に大丈夫。あんたは行ってくれ」
と かたくなに船に乗るのを拒みます。
渋々若者は去っていき、結局おばあさんは溺れて死んでしまいました。
おばあさんはあの世に行ってから、神様に
「私はこんなに信心しているのに、どうして助けてくれなかったんだ」
と文句を言いました。
すると神様は、こう答えたそうです。
「だから青年を差し向けたではないか」
と。
※スピリチュアリズムを語る P318から引用(改行はパパンダにて)
これを読んで、ハッ!(;゚Д゚)としたそうです。
『物事は自分の偏った想像だけではなく、周りをちゃんと見て感謝しないさい』って事かと思う。今まで「誰も助けてくれない。ま、いっか」と思っていたけど、実は身近に助けている存在がいた。感謝しなきゃ。
それが妻が感じ取った教訓でした。だから、『パパンダは神様の使いだよ』と言ってきたんですね。
いや、ただの38歳のおっさんですよ(´・ω・`)
妻は このことに気づくまで、僕のことは「うるさい鬼婆(厳しいお母さんみたい)」に感じていたそうです。そして、この10年一緒に過ごしてきて、最近やっと気づいたそうです。
親になるような覚悟と心構え
妻は統合失調症と、自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)と診断されています。
はた目からみると、変わってるんですよね(;'∀')。何と言うか、ほんの少しだけ。
- 空気が読みづらい
- ひとりになりたがる(けど寂しがり)
- 話しがかみ合わない
- 無表情のことが多い
こんな感じです。
極端に日常生活ができないわけじゃないけど、少しは支障をきたします。友達が少なかったり、仕事が続かなかったり、すぐ泣いたり(;^ω^)
だから「それ、違うから!」という事実も、根気よく伝えていかなくてはいけません。
ここまでくるとね、もう「親業」です。親になるような覚悟と心構えが必要です。同じ事が、先日買ってきた本に書いていました。
(;゚Д゚)!まさにこれ!!そうなのよ、そうそう!!と一人で納得していました。
ただ、結婚した当初からこのように思っていたわけではなく、年数が経つにつれ だんだんと思うようになってきたんですよ。
でも気を付けなくちゃいけないのは、はれ物に触るような感じで接しないことです。これも本に書いていました。同じだぁ(*‘ω‘ *)
「こんなことも、できないの?」「はいはい、じゃ~やっておきますね」では、本人も成長しません。
そして、僕も成長しません。
夫婦は お互いにいい影響を与え合い、そしてより良い関係に発展していくものと考えています。
だからこそ次の10年、その次の10年と、もっとも~~っと素敵な関係になっていたいと思っています。
お読みいただきありがとうございました。
それでは(´・ω・`)ノシ☆
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