パパンダライフ!

7・8歳年子兄妹+2歳児のパパ。1年間の育休の経験あり。フリーランス。 妻:統合失調症/ASD、長男/長女:ASD/ADHDのため、次男もたぶん発達障害にてサポートと育児に奮闘中。結構つらくて、しんどい。気分変調症で通院中。倉敷とことこ/備後とことこの編集長。一般社団法人はれとこ 理事。岡山ブログカレッジ運営。 何ごとも丁寧な作業がモットー。お仕事依頼等連絡はpapanda.life@gmail.comまでお送りください。

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政府が残業規制を強化しても、ブラック企業のタイムカードはこんなんです

みんなの大好物、ブラック企業のお話を始めるパパンダです(´・ω・`)

 

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【目次】

 

残業規制を作ってくれるのはありがたい

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罰則まで検討してくれているそうじゃないですか。その罰則をどんどん適用してですな、世の中のブラック企業をつぶそうじゃありませんか。

 

ただね、ブラック企業って伊達に長い事ブラック企業してるってわけじゃぁないんですよね。法の隙間とか、合法の非合法とか、ギリギリのグレーゾーンとか通すのが大好きです。大得意です。大好物です。

 

これ、未だにブラック企業に在籍している僕の経験則!(´・ω・`)イェイ!

 

そもそも残業時間のお約束事って? 

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労働基準法第36条では「1日8時間、1週間に40時間」を超えて労働させちゃダメよ、となっています。会社が社員に残業させるには、労働者の過半数で組織する労働組合組織がない場合は労働者の過半数を代表する者との間で労使協定を結んで、労働基準監督署に届け出が必要です。

 

これが、いわゆる「36(サブロク)協定」ってやつです(´・ω・`)。労働基準法36条なので、「36(サブロク)」ですね。はい、覚えやすい。なんとなく、聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

複雑なんですけど、延長時間(残業時間)の限度も決められていて、一般の労働者だと「1ヶ月45時間以内」となっています。

 

なんと、またまた複雑なんですけど「特別条項付き36協定」になると、その45時間を超えてもいいんですね。だから、会社としてはバンバン残業させられるわけですね。

 

こわい(´;ω;`)ウゥゥ

 

ブラック企業は36協定をなんとなく提出している

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「この書類の署名欄に、署名して」と言われて書いたものがあります。今でもよく覚えていますよ。それが「36協定」の書類だったんですね。

 

この書類を書いた当時は何も知らずに、「ふふ~ん。言われたから書いちゃおう」とかイエスマンぶりな対応をして、何も疑問に思わなかったんです。だって知識がないんですもの。

 

労働組合なんてないから、僕を勝手に「過半数を代表するもの」として署名させ、適当に書類を作っていたんですな。

 

はい、これで「残業OK!!」って労働基準監督署に報告ができたわけです。

 

これがブラック企業クオリティ!

 

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タイムカードの改ざんは常日頃から

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いくら36協定を提出したからといって、残業ばかりをさせていると会社は従業員に残業代を支払わないといけないですよね。

 

僕が在籍する会社では、この残業代を給与の中に巧みに含ませています。いわゆる「固定残業代」ってものです。

 

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これがうまいこと出来ていまして、「45時間分」の金額になっています。ん、どこかで聞きましたね、この45時間・・・。

そうです、延長時間(残業時間)の限度で一般の労働者だと「1ヶ月45時間以内」と決められているヤツです。

 

よく出来てるなぁ、んなろ~ヽ(`Д´)ノプンプン

 

なので会社としては、これ以上の金額は出したくないんです。そしたら、自然とタイムカードを修正する流れになるわけですね。

 

なぜ改ざんしているのかがわかるというと、僕が給与計算していてその過程を見ているからです。主に部署の責任者が改ざんするんですなぁ。

 

例えば、

9時出社-20時帰社 の場合は

9時出社-18時帰社 とかに修正します。毎日分ね。

 

これがブラック企業クオリティ!

 

なので、何かの都合で夜遅くまで仕事をしていても、その分の残業代は一切支給されていません。そもそも、遅くまで仕事が終わらない体制もどうかしているんですけどね。

 

残業は美徳だと思っていた

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まだ子供達がうまれる前、僕は終電で帰ることが多かったんです。なんか、頑張っている気がしてたんですね。もうこれ病気ですわ。

 

残業代が出ないのもわかっていたんです。それでも「この仕事が出来るのは自分だけ。これだけやれば評価してくれる」と、わけのわからないプライドと「誰か褒めて!」という思いがあって、あまり気にしていませんでした。これも、病気だ!

 

給与計算をするようになって、会社の経営内部に入り込みました。そこで、法の隙間をかいくぐる合法の非合法、ギリギリのグレーゾーンとか通すという現場を見てきました。

 

気 持 ち 悪 い 。

 

この一言に尽きます。

気持ち悪いのなら、退職するのが一番ではあるんですけど、「次が決まってない」「決まるものなのか」「稼ぎが停まるとイタイ」という思いで、ずるずる今に至っております。

 

育児休業が取れてるからいいけどね!ふふ!

 

ブラック企業は残業規制の上をいく

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結局のところ法整備をしたところで、あの手この手でブラック企業はかいくぐっていくに違いありません。ほんと嫌ですね。

 

残業を根絶させるには、全企業のタイムカード電子化して、打刻したものが即労働基準監督署に転送されるシステムが必要かと思います。

 

無理だろうな(´・ω・`)

もう、マイナンバーカードをタイムカード化しちゃえば、ええやんっ!

 

厚生労働省としては、残業を減らして「少子化対策」や「男性の育児家事の参加」を目論んでいるそうですが、果たして成功するのか気になるところです。

 

僕は、過去の苦い思いがあるので、定時になったら即帰るようにしていましたよ。他の人に白い眼で見られようが「お疲れさまでした!!」と元気よく立ち去っていました。

 

残業を避けるには、この様にするか、残業が少ない企業に転職するかですねぇ。 

 

お読みいただきありがとうございました。

それでは(´・ω・`)ノシ☆

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