経済的に困窮しているパパンダです(´・ω・`)
お金が心もとないと、日々の生活に不安があるものです。
まして、子どもが小学校に入学となると「高額のランドセル、どうしようかしら…」と悩んでしまうもの。
そんなときは、新入学準備費(就学援助費)の制度を利用しましょう。
岡山市の制度を利用してみたので紹介します。
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【目次】
- 就学援助制度とは
- 新入学準備費とは
- 新入学準備費の対象
- 新入学準備費の支給金額
- 新入学準備費の申請方法
- 新入学準備費の認定目安
- 認定されると「就学援助費 新入学準備費 認定兼支給決定通知書」が届く
- 就学援助費が支給されるタイミング
- おわりに
就学援助制度とは
就学援助制度とは、義務教育の小学校・中学校へ通う子どもが安心して勉強できるよう、学用品費、給食費などの費用の一部を援助してくれる制度です。
なんとありがたい!
新入学準備費とは
就学援助費のうち、新入学時のランドセルや制服の費用に対する援助として、入学前に支給を実施しているものです。
さすがに入学前(直前)にランドセルを買うひとは、いなさそうだけども…(;´∀`)
でも、なんともいえない!
新入学準備費の対象
対象は岡山市在住で区域外就学で、新年度の4月に岡山市立小学校、岡山大学教育学部附属小学校に入学予定の子ども。
ざっくりいえば、経済的理由で就学に困っている家庭の子です。
新入学準備費の支給金額
新入学準備費の支給金額は、51,060円です。
この金額って、どこから導き出しているんでしょうね。
新入学準備費の申請方法
新型コロナウイルス感染症が流行する前までは、指定の場所(例:岡山市役所7階の大会議室など)に出向いていたんですが、コロナ禍となり郵送申請が主となりました。
就学時健康診断で「就学援助費 新入学準備費 交付申請書」をゲットし、指定の住所へ郵送しましょ~。
えっ…( ゚Д゚) もらい忘れたかも…。というか、失くした……。
でも安心!申請書は、ホームページからもダウンロードができます。
添付するもの
所定の申請書だけで新入学準備費が受理されるわけではなく、添付書類が必要です。
必要なものは、以下のとおり。
- 預金通帳のコピー
預金通帳の全ページをコピーするわけではありません。
それに預金額を見るわけではないんです。
申請書に書かれた振込先が本当に実在しているのかどうか、口座番号があっているのかなどを知りたいだけ。
だと思う(´・ω・`)
よって、預金通帳の表紙を開いた箇所の支店番号・口座番号がわかるページをコピーすればでOK。
ということは、キャッシュカードのコピーでもいいと思います。
僕はキャッシュカードで申請しましたよ。
あとたとえば、ネットバンクだと現物の通帳なんてないですから、取引画面を開いたスクリーンショットでもよいのかどうか、確認すべきですね。
その他、必要なものは次のとおりです。
- 児童扶養手当を受給している場合は、児童扶養手当証書のコピー
- 住民票登録地が岡山市でない場合は、住所があった市町村が発行する所得証明書
添付を忘れると支給されないだとか、支給が遅れてしまうことがあるので、気を付けましょう。
申請書の郵送先住所
郵送先住所は、以下のとおり。
〒700-8544
岡山市北区大供一丁目1番1号
岡山市教育委員会就学課
なお郵送料は自己負担となります。
定形郵便である封書で送った場合は84円で送れます。
岡山市教育委員会就学課としては、特定記録または簡易書留を推奨しているんです。
▼ちなみに、各料金は以下のとおり。
- 特定記録:160円加算
- 簡易書留:320円加算
ちょっと痛手ですが、確実に手渡しで渡したい、記録を残したい場合はこの方法で送るしかないですね。
新入学準備費の認定目安
認定の目安は世帯全員の合計所得金額で、「基準となる所得額」以下の場合です。
▼たとえば令和3年度の基準は、これ。
世帯人数 | 基準となる所得額 | (給与収入額の目安) |
---|---|---|
2人 | 1,916,000円 | (約2,292,000円) |
3人 | 2,296,000円 | (約3,536,000円) |
4人 | 2,676,000円 | (約4,020,000円) |
5人 | 3,056,000円 | (約4,492,000円) |
6人 | 3,436,000円 | (約4,968,000円) |
7人 | 3,816,000円 | (約5,444,000円) |
▼所得金額は、以下で確認できます。
- 給与所得者は源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」の欄の金額
- 事業所得者等で確定申告をしたひとは確定申告書の「所得金額(合計)」の欄の金額
▼源泉徴収票の場合は、ここ。
▼確定申告書の場合はここ。
まぁでも、いきなり言われてるとよくわかりませんよね。
そんなときは、とりあえず申請を出しちゃえばいいと思います。あとは、行政で判断してもらえばOK!
そのほか、「新型コロナウイルス感染症の影響などにより収入状況が激変した」とか、「障害者手帳、療育手帳を持っていて、その他特別な事情があり困っている」などの場合は、相談してみましょう。
認定の目安を超えていても認定となる場合があるそうです。
僕の場合(2020年の申請時)、滅茶苦茶困って申請をしてみたんだけど、なにも事情を聞いてくれず(コロナ禍前の対面方式だった。ちょっと話してみたけど、右から左に流された…)、結果的に不支給となりました…。
めげずに相談しよう!
▼ちなみに不支給の場合は、以下のような通知が郵送で届きました。
認定がダメでも…
新入学準備費の認定がダメでも、その後2回目(正しくは2次申請の就学援助費)、3回目があります。
諦めないことが重要です。
僕の場合、新入学準備費では基準を満たしていませんでしたが、照会タイミングが変わる2次申請のときに認定が下りました。
新入学準備費のときは、収入が多めだったときの2019年の所得額を確認され、2次申請ではガタガタだった2020年の所得額を確認したみたいです。
2回目(就学援助費)の時期は、入学後の5月末ごろに学校から案内があり、6月上旬に申請する流れです。
認定されると「就学援助費 新入学準備費 認定兼支給決定通知書」が届く
▼認定されると、「就学援助費 新入学準備費 認定兼支給決定通知書」が届きます。
就学援助費が支給されるタイミング
就学援助費が支給されるタイミングは、入学前の3月中旬です。
▼僕の場合は、3月11日に入金がありました。
おわりに
入学前の3月中旬に、約5万円の入学準備費があると何かと助かりますよね。
少し前に購入したランドセルの補填にもなるし。
…(´・ω・`)というか、そのまま生活費になりそうだけども。
どのように活用するかは、そのひと次第です。
お読みいただきありがとうございました。
それでは(´・ω・`)ノシ☆
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