パパンダライフ!

7・8歳年子兄妹+2歳児のパパ。1年間の育休の経験あり。フリーランス。 妻:統合失調症/ASD、長男/長女:ASD/ADHDのため、次男もたぶん発達障害にてサポートと育児に奮闘中。結構つらくて、しんどい。気分変調症で通院中。倉敷とことこ/備後とことこの編集長。一般社団法人はれとこ 理事。岡山ブログカレッジ運営。 何ごとも丁寧な作業がモットー。お仕事依頼等連絡はpapanda.life@gmail.comまでお送りください。

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妻よ、子供達よ、ごめん。パパは無職になります。育休後復帰の難しさについて。

会社にさよならを告げたパパンダです(´・ω・`)

 

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【目次】

 

育児休業を取っています

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僕は今(2016年11月現在)、男性では珍しいと言われている育児休業を1年間取っています。なんと取得率は2.65%しかありません。

参考:男性の育児休業取得者割合は過去最高の2.65%(厚生労働省) - 日本商工会議所

 

「自分の仕事がなくなりそうなので」とか「育休を取れる雰囲気じゃないから」などの理由で、男女ともに育休が取れないこともありますよね。

また、育休は取れたとしても復帰後に「育児のこと」「職場のひとの雰囲気(接し方)が変」というようなことで、退職になってしまったというひともいるんじゃないでしょうか。

 

まさか、僕の身にも同じような事態が降ってくるとは、思ってもみませんでした。順調に復帰できると考えていたんですよね。でも、それが叶わないことになったので退職を選びました(´・ω・`)

 

結論から言うと、復帰部署が定まっていないからです。

なぜ退職を選んだのか。そんな道筋を語るお話です。

 

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育休前の異動

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そもそも、この時点から変だったんですよね。よく聞くのは「育休後に部署異動させられた」です。育児の関係上、それを考慮した部署異動であれば万々歳なんですが、そうでないこともあるようですねぇ(´;ω;`)ウゥゥ

 

僕の場合は、育休前に異動です。理由としては、当時引継ぎを行っていたひとが「独り立ちをするために部署から離れて成長を見守る」というものです。もうね、意味がわかりませんでしたよ(。´・ω・)?

 

会社の決定事項のため、またはこれから取る育休のために、辞令に逆らう事が出来ず渋々受け入れました。そして、育休前までのたった1ヶ月の間、よくわからない部署で、整理整頓したり掃除したり、また整理整頓したり掃除したり・・・という毎日を過ごしていました。

 

ついでと言っちゃ~なんですが、お給料も下げられました。これが育休後に行われると不当な扱いとなり法律で禁止されています。育休前でも、そうなのかな・・・。

参考:育児休業後(育児休暇後)の賃金・給与の減額-「育児・介護休業法」の基礎知識! 

 

・・・(´・ω・`)。あれ?これって、辞めさせたいだけ??と日々思ったものです。それでも、育休を取れば休みながらも育児休業給付金が支給され、なおかつ育児に積極的に参加できます。この権利を捨ているわけにはいきませんでした。健康保険料、厚生年金保険料も免除されますしね。

 

本当は、普通に出勤をしながら育児に参加するのが、金銭的にも余裕があり一番です。でも妻が統合失調症のために(妻が悪いわけではない)、サポートを兼ねての育休取得だったんです。これも譲れません。

 

育児休業給付金の申請は問題なかった

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育休取得前のいざこざには目をつむるとして(本当はつむりたくない・・・)、では育休中はどうだったのか。

育休中のイベント事と言えば、育児休業給付金ですね。これかがないと、やっていけません。キチンと自分が育休金対象なのか下調べをしてから取得するのが、おススメです。

 

サラッと書くと、育児休業給付金が支給されるには「支払基礎日数11日以上ある月が12ヶ月以上」必要です。出勤日ではなく支払基礎日数という点がポイントです。

また、会社の規定として「勤続1年以上で」とか設定しているところもあります。このように、様々なことを調べることが大切ですね。

 

少し話がズレました。

僕は元々、他の育休者さんたちの育児休業給付金処理をしていた担当でした。なので、どのようなスケジュールで申請するのか、どうすれば効果的なのかがわかっていて、現担当者をその都度つついていたんです。 

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つつくと言っても、やんわり優しくです。なにせ、元部署の仕事仲間だからです。申請の方法がわからないのであれば、現在部署が違おうが育休であろうが指南していました。

この甲斐あってか、育休金については現時点では何も問題がありませんでした。では何にも問題があるかというと、人事面についてです。

 

育休後にも異動

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何と言うことでしょう。育休前にも異動があったのに、さらに育休後(復帰後)にも異動させられそうなんです(;゚Д゚)。

男性で育児休業を取った者のたらい回しの刑です。さすがにないだろうと思っていたのに、この仕打ちです。

 

この様な事態が起きないために、または起こさないための対策として、現上司に育休復帰3ヶ月前に連絡を取りました。 

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育休前に突然異動した部署で、しかもその間は1ヶ月もなかったので、今後の方向性を聞いたり、勉強していくことを聞いたんですね。それが全部水の泡です。

何のためのアピールだったのか、バカバカしくなります(´;ω;`)

 

そして復帰1ヶ月前となり、同じように問い合わせをしたんです。ここからです、暗雲が立ち込めてきたのは。人事に問い合わせろと言われました。今まで何か違うぞっ。

 

指示に従ったところ、「現在の部署は定員いっぱいです。〇〇部署で働いてもらう可能性があります。ちょっと今から問い合わせてみます」との回答がありました。え、今から??

 

その後1週間進捗なし

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さすがに長いため、さらに問い合わせをしました。それでも、まだ何も決まっていなかったんですよね。いわゆる放置です。

 

きっと、しっかりしている会社(ホワイト会社?)では、このようなことはないでしょう。僕が勤めているブラック会社はこんなもんです。とにかく緩いです。育児休業取得できたのが、奇跡かと思えるくらいです。

 

今回の問い合わせは、何かあったときに記録を残すため、メール形式で行っていました。ブラック会社では何かと証拠を残すことが大切です。かと言って、この方法はあまりよくなかったみたいです。

 

連絡には現上司、人事担当者、人事部長を入れていたのですが、メールだけの問い合わせについて、僕と仲の悪い人事部長がキレました。「電話でアポイントを取り、復帰する旨の挨拶をしろ」というのです。

 

何も決まっていないし、決めてもくれないのに、なぜに人事部長様に対して挨拶が必要なんでしょうか( ゚Д゚)。僕って子供ですかね。37歳にもなって、こんなんじゃダメでしょうか。

 

今回のこと、またはこれまでの不信感の積み重ねで、退職を選びました

 

育休後復帰の難しさ

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何も問題がなければ、スルッと復帰ができると思うんです。または、それが普通かと思います。そうあるべきです。

育児という大切な使命を1年間(長くて1年半)努めてきて、今度は両立を考えながら会社のチカラになろうとしているんです。そのような従業員を手厚く迎える態勢を整えるべきなんです。

 

そうすることによって、次に育児休業を取るひとに対して「安心して育児に専念してね。待っているからねと安心感を与え、個人も会社も成長するんです。きっと。それが僕の考えです。

 

ただし、今回のように自分ではどうしようもない事態になることもあります。これを避けるのはどうすればいいでしょうか。ちょっと考えてみました。

  • 育児休業の取得期間を短めにしてみる
  • 育児休業中でも、職場を訪ねてみる
  • 上司や同僚に連絡を密に入れてみる

くらいでしょうか。要はコミュニケーションが大切ってことですね。

 

今考えると、僕はいずれも出来ていません。会社のことが嫌いだから、ということもあるのですが、育休中は会社と関わりたくなくて接触を避けていました。1年間もこんな感じだと、完全に退職者扱いです。

 

復帰について相談したところで、「そう言えば、こんなヤツも居たなぁ」と思われるくらいです。・・・ちょっと卑屈になっております(´・ω・`)

これから、育休を取るひと、現在育休中のひとに対して送るアドバイスとしては、「職場のひととコミュニケーションをしっかりしよう」ということです。

 

おわりに

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ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

僕の経験がお役に立つのであればうれしいです。

 

さて、これから大変です(´・ω・`)。大変を選んだは自分ですけどね。

しかし、これまで会社に対してモヤモヤしていたので、スッパリと断ち切って少々スッキリしました。

いいや、めっちゃスッキリしたぁぁぁぁぁ!!!

 

育児休業を取るときもそうですが、何にせよ決断力って大切ですね。

後戻りはできないので、あとは前に向かって進んでいくだけです。

それでは(´・ω・`)ノシ☆

 

【後日談】

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育休の不利益取扱い。労働局の『雇用環境均等室』に相談へ行ってきた。

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