10年ほど前、うつ病になったことがあるパパンダです(´・ω・`)
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【目次】
- 過剰に燃えた育児
- やりたいこともない、欲しいものもない、楽しいことがない
- 「うつ なんじゃないの?」と言われた
- ブログの存在
- ブログをやりたくなった
- ブログをやり始めて
- 育児は真面目すぎるより、ほどほどがちょうど良い
- じゃぁ、あなたもブログを始めてみれば!
過剰に燃えた育児
育児休業は『育児をするために、仕事を休業すること』です。世の中には、「仕事が休めていいね。家でゴロゴロできるし」とか思っているひともいます。そうじゃないですよね。一大プロジェクトの育児を毎日毎日毎日、エンドレスでやるんです。
「育児、めっちゃ がんばるぞ!」と思った僕は、それはもう娘ちゃんが生れてからは、息子ちゃんも含め、過剰なくらい育児に燃えました。妻が統合失調症なので、不調なときは育児がままならない時もあります。だから「僕がやらなきゃ、誰がやる」という気持ちもあったかなぁ。
ミルク育児だったため、夜中の授乳も眠い目をこすりながら、毎回対応しました。息子ちゃんの寝かしつけも、僕が担当です。子供達のお風呂も、そうです。できることは、なんでもやりました。
でもあるとき、「な~にやってんだろ・・・」と何かがプツンと切れた気がしました。
やりたいこともない、欲しいものもない、楽しいことがない
とにかく、いっぱいやることがあって、どんどん物事に追われていました。そうなると、気持ちに余裕もなくなり、だんだんとイライラもしてきます。
イライラするのは、上手くできない自分に対してや、時には「なんで泣き止んでくれないの!」と娘ちゃんにも思っていました。いや、泣くのが赤ちゃんの仕事なんですが、それも認識できないという・・・。
今思うと、完全に心が疲れ切っていますねぇ(´・ω・`)。無表情も多かったと思います。
こうなると、何か気がまぎれることをして、気持ちを解放するしかありません。見かねた妻から「やりたいことないの?」「欲しいものは?」「楽しいことは?」と質問を受けました。
だけど、僕の答えは全部NO。
な~~~んにも思いつかないんです。普段から、そんなに物欲はないんですけど、さらにない、なにもない!という状態です。
「うつ なんじゃないの?」と言われた
妻から、何度か同じ質問を受けました。それでも答えは同じく「全部NO」。僕のなかでは、「今は育児が優先。だから他のことを犠牲にしてでも、何がなんでも育児をやらなきゃいけない」と思っていたんですよ。
そのうち妻から「うつなんじゃない?病院に1回いってみれば?」と言われました。
・・・(´・ω・`)うつだったのか?そうか、そうだ、うつだ。
とは思ってみたものの、結局病院には行かなかったんですけどね。心療内科がある近所の病院へ問い合わせの電話まではしました。
電話をかけたあとに、ふと思ったんです。「これは何か違う。前回うつになったときは、もっと酷かった・・・。こんな自己分析はできなかったぞ」。何気に経験は役に立ちます(´・ω・`)
いい意味で育児はそこそこにして、何か楽しみを自分に与えなければならないという考えに至りました。
ブログの存在
娘ちゃんの妊娠中に、妻はいろいろなブログを読んでいました。主に家計管理系ですね。子供も2人になるので、なんとかしたいという気持ちがあったようです。
その時から、「ブログっていいよ。面白いし、役に立つし、1回読んでみたら?」とお誘いを受けたんですが、なぜだか断っていました。
僕の中のブログのイメージは「日記」でした。古い古い考えですね。ブログを一生懸命書いているひとに失礼なことなんですが、その当時は「日記(ブログ)なんて読んで、何がいいんだろう」と思っていました。ほんと、ごめんなさい(´;ω;`)
ある日、「パパさんブログもあるよ。お役立ち情報も載っているし」と、さらにお誘いを受けたんです。今度はしぶしぶ読むことにしたんですよ。
あら、そうしたらどうでしょう。面白いじゃないですか。パパさんブログもたくさんあるし、家計管理のブログもいい。今度は「なぜ今まで読んでいなかったんだろう」と思いましたよ。気が変わりやすいですねぇ。
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ブログをやりたくなった
自分の考えの発信や、役立つことを発信、または交流ができること。それがブログの強みですよね。それらを、ブログを読み始めて感じ取り始めました。
『僕もやりたい!!』
と、ここでやっと「やりたいこと」が見つかったんですねぇ。あれだけなかったのに、不思議です。
どうやら僕は、育児をしているなかで「孤独感」を感じていたようです。育休に入ってから外にあまり出なくなり、誰かと話しをするのは家族かお店の店員さんくらい。
仕事で職場に行っていたときは、不特定多数のひとコミュニケーションを取っていたため、落差が激しかったんですね。
そんな中、育児へ注力しすぎていたため、余計に孤独感を感じていました。
この自己分析や、ブログやりたい!と思ったは、育休に入ってから半年後のことでした。
ブログをやり始めて
最初はどうしてよいのか、わからないことがたくさんありました。でも、やっているとだんだんとわかってきますよね。他のブロガーのひとたちとの、コミュニケーションも取れるようになりました。
そうすると、どうでしょ~。「なんか、毎日がめっちゃ楽しい(*'ω'*)」という気持ちに変化したんですね。どうやら、僕にはブログが向いていたようです。
これまでは頭の中が「育児育児育児育児」だったけど、「育児ブログ育児ブログ」みたいになりました。ちょっと分かり辛い(´・ω・`)。
もちろん、育児のほうが優先なんですが、力の抜きどころがわかってきたというか、気持ちが楽になりました。
他のひとの様々なブログを読んでは、「あ、同じだぁ」「そうそう、こんなこともあるよね」などの共感や、「へぇ!勉強になるなぁ!」「これは知らないことだ」「こんな場所もあるんだ!」と、渋々読んでいたころと比べると、受け取る情報量が変わってきました。
皆さん、ありがとう(*'ω'*)
育児は真面目すぎるより、ほどほどがちょうど良い
真面目にやることに越したことはないんですけどね。真面目すぎるのが、ちょっと問題です。ほどよく手抜きをするくらいがいいですね。
また、育児育児育児だと気を抜くことができません。何かしら趣味を見つけて、隙間時間にやってみるのもいいですね。昔から続いている趣味でもいいですし。
そんな時間ないよ~、ってこともあるけど、それならそれで休憩だけすればいいです。僕みたいに娘ちゃんが6ヶ月くらいになってから始めるのも良いです。このくらいだと、ちょっとずつ手がかからなくなってきます。
育児も趣味も、真面目すぎず、ほどほどがいいです。何事もそうですね。
じゃぁ、あなたもブログを始めてみれば!
と、強制するつもりはありません。僕の場合はブログだっただけです。人によって、合う合わないもあるし、他にやりたいことを優先すべきですよね。読書でもいいし、手芸でもいいし、イラストを描いてもいいし。できることを無理なくやるのがいいです。
そうした結果、「うつになりそう」だったのが「うつにならなかった」のかもしれません。あくまで、僕の場合はですけど(´・ω・`)
育児は孤独な闘いです。しんどい時や、つらいとき、泣きたいときもあります。でもでも、嬉しいとき、楽しいとき、喜ばしいときも、もちろんあります。
それらを感じ取れるには、程よい息抜きが必要だなぁ、と。
「ワンオペ育児で、それどころではない」などの理由があるかと思いますが、何かのキッカケでここにたどり着いたひとが、これを読んで「よぉぉぉっし!!」と思ってくれれば、うれしいです。
ここまで、お読みいただきありがとうございました。
それでは(´・ω・`)ノシ☆