パパンダライフ!

7・8歳年子兄妹+2歳児のパパ。1年間の育休の経験あり。フリーランス。 妻:統合失調症/ASD、長男/長女:ASD/ADHDのため、次男もたぶん発達障害にてサポートと育児に奮闘中。結構つらくて、しんどい。気分変調症で通院中。倉敷とことこ/備後とことこの編集長。一般社団法人はれとこ 理事。岡山ブログカレッジ運営。 何ごとも丁寧な作業がモットー。お仕事依頼等連絡はpapanda.life@gmail.comまでお送りください。

MENU

発達障害のある子どもに薬を飲ませる?飲ませたくない?我が家はどんどん飲ませる派です

発達障害っ子を育てているパパンダです(´・ω・`)

 

発達障害ではない子ども(定型発達の子ども)の子育てだって、大変なものです。でも、発達障害の子どもの子育てって、もっと大変だと思う。

 

なにかしら親が楽になろうとすると、発達障害に効くとされている薬の処方にだって頼ります。親が楽になるというよりも、子どものためと思っているのだけども…。

 

さて我が家では、長男くん(ASD強め/ADHD弱め)、長女ちゃん(ASD弱め/ADHD強め)の二人に薬を飲んでもらっています。

 

どんな感じで処方までに至ったのかを書いていきますね。

 

【スポンサーリンク】

 

 

【目次】

 

毎夜毎夜パニックを起こすADHD長女

パニック

我が家の長女ちゃんはASDが弱めで、ADHDは強めです。

性格の問題なのか発達障害の問題なのか、それとも両方なのか正確なことはわかりませんが、問題行動が目立ちます…。

 

それは、毎夜毎夜パニックを起こし泣き叫ぶところ。

 

我が家には普通の子ども、いわゆる定型発達の子どもがいないので、泣き叫ぶことが普通なのか、普通でないのか判断がつきません。

発達障害と診断されているので、「きっと発達障害が原因なんだろう」と判断しました。

 

しかし親が「薬をください」と言っただけでは、薬は処方されないのでキチンと主治医に相談することが必要です。

 

薬の処方は主治医判断ではなく親の判断

錠剤

主治医に相談したところ、すんなりと薬の処方に至りました。

ただし、主治医のほうから「じゃ、薬を飲ませましょう!」という提案はありません。

 

親のほうから「薬を飲ませたほうがいいと思うんです」と相談すると、「そうですね。その方法もありますよ。じゃ、処方しましょうか」という具合です。

 

なにも親側は、薬を飲ませたら効果てきめんで自体が終息する!と思っているわけではありません。薬はひとつの手段なんです。

 

薬を飲んで子どもが落ち着くといいですよね。

 

薬の量は少しずつ増やしていく

最初に処方される薬は、ごくごく微量です。少しずつ体を慣らしていく感じですかね。

薬を飲ませて、なにも子どもの元気をなくそう…と思っているわけではありません。そんなこと思ってもないですし。

 

▼まずは「アトモキセチン内用液0.4%」から始めました。

アトモキセチン内用液0.4%「トーワ」

画像引用:東和薬品医療関係者向けサイト

瓶から注射器型スポイト?を使って、内用液をとるんです。そのままだと飲みにくいので、ぶどうジュースとあわせて飲ませていました。

1ml、2mlみたいな感じで増やしていって、夜だけ服用。11月に処方されて、翌2月くらいまで約4か月間続きました。

 

▼12月には「なかなか眠れない」とのことで、「メラトベル顆粒小児用0.2%」という薬も追加。

メラトベル顆粒小児用0.2%

画像引用:NobelPark

↑こんなボトルごと処方じゃなくて、顆粒だから個包装だけども。これらを飲むことによって、パニクることはなくなりスヤスヤと眠り始めました。

 

薬の種類が変わり量も少しずつ増えていく

だんだんと薬に慣れてきたのか、また夜中に騒ぎ出し始めます。再度主治医に相談したところ、「ちょっと量を増やしてみよう」とのこと。

▼3月からは、「アトモキセチンの錠剤」へと変化です。朝1錠、夜に2錠飲みます。

アトモキセチン錠10mg

アトモキセチン錠10mg

「メラトベル顆粒小児用0.2%」も継続です。

 

▼しかしまた薬に慣れてきたのか、またまた夜中に騒ぎ始めるので、4月には「リスパダール錠1mg」を追加。飲む量は、まず0.5mgからです。

リスパダール1mg錠

リスパダール1mg錠

「リスパダール錠1mg」が始まったことにより、「メラトベル顆粒小児用0.2%」は処方がなくなりました。

 

▼さて7月には、「なんか、イライラする~」と長女ちゃんが言い始めたのと、日中でも問題行動が目立ち始めたため、頓服薬として「リスパダール内用液0.1ml」が追加されました。

リスパダール内用液0.1ml

リスパダール内用液0.1ml

▼2022年12月現在だと、以下のような薬が処方されています。

  • リスパダール錠1mg
  • アトモキセチン錠10mg
  • リスパダール内用液0.1ml

これが、長女ちゃんの今のところの定番。なにかしら不調がでたときは、また種類が変わったり量が変わったりするんだろうなと思っています。

 

不安が強いASD長男

2学期の途中から不登校気味になってきた長男くん。なにやら不安感が強い様子です。

「これから先の人生に良いことはない」「俺なんて生まれてこなければよかった」などと、超マイナス思考なことも言います。小学2年生なのに…。

↑これらのことを長女ちゃんと同じ主治医に相談したところ、同じような経緯で薬が処方されました。

 

▼「エビリファイ散1%」です。

エビリファイ散1%

画像引用:大塚製薬 医療関係者向け情報サイト

↑こんなボトルごと処方じゃなくて、0.1gずつ個包装したものです。夜に1回飲んでいます。

飲んだ効果かどうかは不明ですが、だんだんと学校に通えるようになりました。

とはいっても、この量は3歳の子が飲むくらいだそうです。

 

▼1か月経過後には、「エビリファイ OD錠 3mg」に変更となりました。

エビリファイ OD錠 3mg

エビリファイ OD錠 3mg

 

子どもには「落ち着く薬を飲もうね」と説明しよう

正直、子ども自身はこれらの薬が「抗精神薬」だとは知りません。だからといって、だまして飲ませるわけにもいきませんよね。

だからどんな薬なのかをわかりやすく伝え、飲ませています。「落ち着く薬を飲もうね」←これですね。

 

子どもたちは、とくに嫌がることもなく、淡々と飲んでいます。

 

発達障害のある子どもに薬を飲ませる?飲ませたくない?は、それぞれの家庭の考え次第。

必要かと思ったら、まずは主治医に相談しましょう。

  

お読みいただきありがとうございました。

それでは(´・ω・`)ノシ☆

 

 

【スポンサーリンク】

 

【スポンサーリンク】

【スポンサーリンク】