これから『大人の発達障害』のお勉強を始めていく、パパンダです(´・ω・`)
妻は10年ほど前(20歳頃)に統合失調症と診断されました。
そして、つい先日新たな症状というか、病名というか、いわゆる診断が下りました。
それは、自閉スペクトラム症というもの。
なんだ、これは!?
何となく聞いたことがあるぞ。
でも、その内容はさっぱりわかりません。
そんな診断を受けて、今までの妻に「自閉スペクトラム症の症状が出ていたのか」などを考えるお話です。
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【目次】
突然の告知
こういった手の告知って、主治医から『いやね、あたなは自閉スペクトラム症なんですよ』とか言われると思いません?
いやいや、違うんですよ。
主治医の説明がないまま、ある日突然診断書に書かれていたんです!
これには、妻も僕もビックリ(;゚Д゚)
冒頭でもお話したように、妻は統合失調症という事で、現在障害者手帳を持っています。
この障害者手帳ですが、2年に1度更新があるんですね。
更新のタイミングになったので、主治医に診断書を書いてもらいました。
はい、ここ!
この診断書に書いてたんです(´・ω・`)
それをまず目の当たりにしたのは、妻。
診断書をもらってすぐに、内容が気になるもんだから見たんですわ。
見たあとには、『なんか、診断書に 自閉スペクトラム症って書いてる。私ってそうなの??』という内容のLINEが僕に届きました。
仕事のお昼休みに昼寝してて、すぐに返答出来なくてごめんよ(;'∀')
寝ぼけ眼で確認しましたが、それはそれは 眠気が吹っ飛ぶくらい僕も驚きました。
自閉スペクトラム症とは
早速買ってきた、この本を参考にします。(以下※印にて引用ページを記載)
自閉症やアスペルガー症候群などを含めた自閉性障害の総称です。コミュニケーションの困難さや、強いこだわりなどの特徴がみられます。
※P18より引用
なるほど、わかったようで、わからない!!
他、具体的にどんなことがあるのかピックアップして、これまでの妻がどうだったのかみてみます。
社会性の困難
下記8点が載っていました。
- 人と親しくつきあえず友人ができない
- その場の空気を読むことができない
- 人に合わせて行動できない
- 思い込みが激しい
- 時と場に合ったことがづかいや服装ができない
- 暗黙のルールがわからない
- 相手との適切な距離感がわからない
- 社会的なマナーが身についていない
※P19より引用
全部合致するわけではありませんが、当てはまるものもあります。
妻は小学生のころから、友人を作る事が苦手でした。
現在も苦手で、本人からも「なかなか、友達ができない(´;ω;`)」と言われたこともあります。
僕の感覚では「友達なんて作るものじゃなくて、いつの間にか出来ているものじゃない?」って感じだったんですけど、こういうことが困難だから出来ないんですよね。
我ながら、浅はかな考えてダメダメです。
コミュニケーションの困難
下記6点が載っていました。
- 相手を気にせず一方的に話す
- 自分の考えや感情を表現したり、人に伝えられない
- ことばの理解や使い方、イントネーションが独特
- おせじや冗談、皮肉などが通じない
- たとえ話しや、あいまいな表現が理解できない
- 会話の内容を正確に理解できない
※P20より引用
これは、ほぼ当てはまります。
特に、これなぁ!!と思うのが、『おせじや冗談、皮肉などが通じない』です。
普段の会話のなかで、冗談を言ったり、ちょっと皮肉ったりするじゃないですか。
それが本当に通じないんです。
言葉をそのまま受け取っちゃうので、「・・・(´・ω・`)、今のは冗談だ、よ!?」と、あとで伝えなければなりません。
そうである事は わかっているんだけど、言ってしまったあとに『しまった!!』と思うことも しばしばです。
僕は、よろしくないことをしていますね。ごめんよ。
想像することの困難
下記5点が載っていました。
- 規則やルール、生活パターン(場所、時間、食事メニューや道順など)にこだわる
- 完璧主義
- 興味や関心がせまく、かたよりがある
- 状況に応じて臨機応変に対応したり、気持ちを切り替えることができない
- 急な変更などで、物事が予定通りに進まないと混乱する
※P21より引用
あります、あります。
生活パターンにこだわっていて、急な変更で混乱してしまいます。
具体的にお話します。
それは、つい先日あったことなのですが、食事後の食器洗いの時です。
いつも、妻が洗ってくれてたんですよね。
でも僕が気を利かせたつもりで、食器を洗っちゃったんです。
そうすると、妻は混乱状態です。
『食事後には、食器を洗えって言われたから洗っていたのに、なんでパパンダが洗うの!!』
という具合。
ええ~~、僕の手が空いていたから、楽になると思ってやったのに~。
良かれと思ってやったことでも、妻にとっては『変更されてしまった』ことになり、混乱をきたしたようです。
・・・、なんか僕、ダメな事ばかりしています。
診断が下ったからと言って何が変わるんだ
妻は落ち込みました。
統合失調症と言われていたのに、次は自閉スペクトラム症という新しい病名がついてしまった。
私はダメなんだ、これからどうして行けばいいのか(´;ω;`)
本人にとっては、大問題です。
これこそ、混乱してしまいます。
でもね、自閉スペクトラム症と診断されても、その瞬間から「はい、あなた自自閉スペクトラム症ね!!だから、気を付けてね!」というものでもありません。
僕から見ると、妻は妻です。
いつもの、妻なんです。
だから、何も変わりません。
普通、今まで通りです。
診断された当初は、この言葉をかけてもピンとこなかったみたいなんですが、数日経った今では ある程度わかってもらえた気がします。
むしろ、診断されたからこそ、良い面もあるんですよ。
対処法を知ることができる
妻が偉いところは、診断されてから すぐに本を買ってきたことです。
この本には具体的に、上記に挙げた症状のこととか、どうすれば良いのか対処法が書かれています。
図解入りで、とてもわかりやすいんですよ!
何かわからないこと、そしてこれから勉強するためにはぴったりです。
これは、僕たち夫婦にとってはチャンス。
今まで「どうしてなんだろう。これも統合失調症の症状なんだろうな」とか思っていたのが、実は違うことだってあったんです。
それが、わかるんですよ!
日々、勉強していきます。
主治医に聞いてみなくては
前回の診断時には、自閉スペクトラム症の事は何も言われませんでした。
だから、次の診断で聞く予定です。
いつもは、妻1人で通院していましたが、不安があるとのことで僕も行きます。
本に書いてあることを予備知識として、主治医からの具体的な話しを聞いたうえで、これからの生活について考えていければと思います。
それと、『いきなりの診断だ!』と騒ぎましたが、以前の入院時に心理検査というものをしており、これが原因で判明したのかも聞きたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
それでは(´・ω・`)ノシ☆
統合失調症と自閉スペクトラム症。自分は一体どちらなんだ!?主治医に聞いてきた。
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